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ユスリカに関する情報と対策

更新日:2012.04.21

yusurikaユスリカとは、夕暮れの電灯等に大量に群がっていることがよくある虫で、ほとんどの人が、名前は知らなくとも見たことがあると思います。
ユスリカにもいろいろな種類がありますが、最も代表的なものはセスジユスリカ(写真)で、大きさは6ミリぐらいです。
写真を見ると形は蚊に似ており、ユスリカという名前から蚊と間違われることがありますが、蚊のように人を刺して血を吸うようなことはありません。
しかし、光に引かれて室内に侵入してうるさがられたり、時には洗濯物を汚したりするものが不快害虫となります。

ユスリカの生態

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側溝の汚泥にすむユスリカの幼虫

幼虫は水の中で暮らします。右の写真の赤い糸状の虫が幼虫です。庭の水たまりから、大きな河川まであらゆる水域に生息します。

生息しやすい時期は、水温の温かい春から夏にかけての間です。特に、4月から5月までの間には大量に発生します。
セスジユスリカは、卵から1,2週間で成虫となり、成虫となってからの寿命は1週間ぐらいでその間に100個程度の卵を生みます。

ユスリカの主な発生源

都市やその近郊の汚れた水域、とくに”どぶ”化した側溝・用排水路・雨水ますなどでは、生活排水などを含んだ泥を栄養にして、大量に発生します。

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ユスリカの大量発生対策~溝掃除をしましょう~

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薬剤により駆除することもできますが、根本的な解決策にはなりません。
虫が羽化する前に汚泥を除去してしまうのが一番の対策です。近所の溝そうじをしましょう。
各地区ではみなさんのご協力により側溝の清掃が行われます。積極的な参加をお願いします。
清掃が難しいところ(排水路が道路下をくぐる構造の場所、立ち入りができない場所)については、河川管理者(市が管理する河川・排水路などの場合は、道路河川維持課)にご相談ください。

また、虫の栄養となっているのは生活排水などを含んだ泥です。
川の水をきれいに保つために、台所からの生活排水対策に心がけましょう。
下水道の整備済の区域では早期に下水道に接続しましょう。
住宅周辺に不用意に放置されたバケツ、じょうろ、古タイヤ、植木鉢の受け皿、空き缶、それに落ち葉の下の水滴といった小さな水たまりにも発生することがあります。住宅周辺の水たまりを掃除する、たまった落ち葉を掃除するということも行ってください。

お問い合わせ先

環境政策課
電話:0853-21-6535