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やってみよう温暖化対策

エコドライブをしよう~エコドラで こころもねんぴも かるくなる~

更新日:2020.12.01

エコドライブには、特別な知識も、高度な技術も必要ありません。                   大切なのは、思いやる気持ちを常に持ち続けること。                            環境に、人に、優しい運転を積み重ねていくこと。                              今日からでもはじめられる、エコドライブのポイントを紹介します。

〇出発前の準備編(3項目)

出かける前の準備段階で、エコドライブの効果に差が出てきます。

 1.タイヤの空気圧から始める点検・整備

タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう。タイヤの空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します。また、エンジンオイル・オイルフィルタ・エアクリーナエレメントなどの定期的な交換によっても燃費が改善します。

2.渋滞を避け、余裕をもって出発しよう

出かける前に、渋滞・交通規制などの道路交通情報や、地図・カーナビなどを活用して、行先やルートをあらかじめ確認し、時間に余裕をもって出発しましょう。さらに、出発後も道路交通情報をチェックして渋滞を避ければ燃費と時間の節約になります。たとえば、1時間のドライブで道に迷い、10分間余計に走行すると17%程度燃料消費量が増加します。

3.不要な荷物は降ろそう

運ぶ必要のない荷物は車からおろしましょう。クルマの燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。たとえば、100㎏の荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。また、車の燃費は空気抵抗にも敏感です。スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときは外しましょう。

○走行中編(6項目)

走行時の各ステップでエコドライブのポイントがあります。

4.ふんわりアクセル「eスタート」

アクセルはぐっと踏み込まず、穏やかに踏んで発進しましょう。最初の5秒間で、時速20㎞が目安です。それだけで、燃費が10%程度改善します。焦らず、ゆっくりと発進することで、事故の防止にもつながります。

5.車間距離をあけて、加速・減速の少ない運転

燃費のいい運転のコツは、一定の速度で走ること。そのためにも、走行中は前のクルマと車間距離をゆったりとあけて走りましょう。車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなり、市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化します。

6.減速時は早めにアクセルを離そう

信号が変わるなど、停止することが前もってわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。そうするとエンジンブレーキが作動し、2%程度燃費が改善します。また、減速する時や坂道を下るときにもエンジンブレーキを活用しましょう。

7.ムダなアイドリングはやめよう
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待ち合わせや、荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際、アイドリングはSTOP。10分間のアイドリングで、130cc程度の燃料を消費します。また、現在の乗用車では基本的に暖機運転は不要です。エンジンをかけたらすぐに出発しましょう。

8.走行の妨げとなる駐車はやめよう

迷惑駐車はやめましょう。交差点付近などの交通の妨げになる場所での駐車は、渋滞をもたらします。迷惑駐車は、他の車の燃費を悪化させるばかりか、交通事故の原因にもなります。迷惑駐車の少ない道路は、平均速度が向上し、燃費の悪化を防ぎます。

9.エアコンの使用は適切に

車のエアコン(A/C)は車内を冷却・保湿する機能です。暖房のみが必要なときは、エアコンスイッチをOFFにしましょう。冷房が必要なときは、車内を冷やしすぎないように。たとえば、車内の温度設定を外気と同じ25℃に設定した場合、エアコンスイッチをONにしたままだと12%程度燃費が悪化します。

○効果検証編(1項目)

エコドライバーへの道は、己を知ることから。

10.燃費を把握しよう

自分の車の燃費を把握することを習慣にしましょう。日々の燃費を把握すると、自分のエコドライブ効果が実感できます。車に装備されている燃費計・エコドライブナビゲーション・インターネットでの燃費管理などのエコドライブ支援機能を使うと便利です。

出典:環境省

外部リンク

エコドライブ普及促進協議会